弘法寺

弘法寺弘法寺は、千葉県市川市の、京成本線の国府台駅より北東へ徒歩8分の地に位置する、日蓮宗48本山の一つ(教団「日蓮宗」は総本山である身延山久遠寺の下に七大本山があり、更にその下に48本山がある)。
奈良時代の天平9年(737年)、行基が当地で、万葉集にも歌われた美女の手児奈の菩提を弔う求法寺を創建。平安時代の弘仁13年(822年)には空海が求法寺を弘法寺と改称し、鎌倉時代の建治元年(1275年)に日蓮宗に改めた。
飛地境内の手児奈霊神堂と併せて、境内は寺格に相応しい佇まいとなっている。

真間の継橋
弘法寺

この橋は万葉集の歌枕ともなった「真間の継橋」のモニュメント。正面奥には弘法寺の石段と仁王門がが見える。また右手には手児奈霊神堂がある。

表参道
弘法寺
仁王門
弘法寺

仁王門は江戸時代の築。

本殿・客殿・祖師堂
弘法寺

当寺の中心となる堂宇は左から本殿、客殿、祖師堂。

祖師堂
弘法寺

祖師堂は平成22年築。

鐘楼
弘法寺

鐘楼は明治の大火の災禍を免れたものと公式HPにあるが、書籍によっては明治26年築や昭和6年築とある。

赤門
弘法寺

赤門(朱雀門)は江戸初期の寛永年間(1624-1645年)築。

赤門内
弘法寺

赤門内は庭園整備されている。

真間道場
弘法寺

真間道場は、公式HPでも旧寺務所、旧本堂、旧書院などと表記が揺れている。旧書院だとすれば昭和6年築。

大黒堂
弘法寺

大黒堂(太刀大黒尊天堂)は昭和51年築。

龍神堂
弘法寺

里見龍神堂は昭和33年築。

弘法寺 弘法寺HP
千葉県市川市真間4-9-1 地図
アクセス:京成本線 国府台駅より徒歩8分

弘法寺 手児奈霊神堂

手児奈霊神堂手児奈霊神堂は、弘法寺の南東にあるその飛地境内。上述のようにそもそも弘法寺自体が天平9年(737年)に美女の手児奈の菩提を弔う寺として創建したと伝える。室町時代の文亀元年(1501年)、手児奈が霊夢に現れ加護を約して以来、市川真間の守護神として祀られた。
現在は手児奈霊神堂または手児奈霊堂と呼称するが、明治維新の神仏分離までは手児奈明神と呼ばれ、神社にも近い性格であった。

参道
手児奈霊神堂
手児奈霊神堂
手児奈霊神堂
手児奈霊神堂
手児奈霊神堂

手児奈伝説は「当地に住む手児奈は大変な美女で、彼女をめぐって男たちが争いを起こし、それを悲しんだ手児奈は海に入水して(当時はこの辺は海辺だった)、翌日遺体が打ち上げられ葬られた」というもので、これが都に伝わり万葉集に歌われたとされる。

弘法寺 手児奈霊神堂
千葉県市川市真間4-5-21 地図
アクセス:京成本線 国府台駅より徒歩8分

真間稲荷神社

真間稲荷神社は、手児奈霊神堂と境内が地続きとなっている、真間の鎮守。明治維新の神仏分離で手児奈明神が仏堂に位置づけられると、真間稲荷は神社として分離された。
創建年代は不詳。社殿は昭和10年築。

真間稲荷神社
真間稲荷神社

例大祭

真間稲荷神社の例大祭は10月上旬の開催で、大通り沿いに比較的露店が出店し、宮神輿が毎年渡御する。また子供用にお菓子で出来た神輿も巡行する。

宮神輿の渡御
真間稲荷神社
真間稲荷神社
菓子神輿
真間稲荷神社

菓子でできた神輿は(大人神輿ではなく)子供神輿の巡行行列に加わり、巡行後には分解されて菓子は子供たちに分配される。

真間稲荷神社
千葉県市川市真間4-5-4 地図
アクセス:京成本線 国府台駅より徒歩9分