東京の伝統行事

大宮氷川神社 十日市大宮氷川神社は、大宮駅(JR東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線・秋田新幹線・山形新幹線・京浜東北線・宇都宮線・高崎線・埼京線・川越線、東武野田線、埼玉新都市交通)から北東へ徒歩15分の地に鎮座する、武蔵国(現在の東京都、埼玉県、神奈川県東部)の一宮。戦前の社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社であり、例大祭には勅使が派遣される勅祭社。また武蔵国を中心に約200社分布する氷川社の総本社でもある、関東有数の大社である。
当社においては、12月10日に十日市と呼ばれる大規模な熊手市が立つ。

大宮氷川神社 十日市

毎年12月10日に大宮氷川神社で催される十日市(とおかまち)は非常に大規模な熊手市で、酉の市(ただし酉の日に開かれるわけではない)、大黒市(祭神の大黒天・恵毘須神に由来)、熊手市とも呼ばれる。この市は11月30日~12月11日に渡って執り行われる祭事である大湯祭(だいとうさい)に伴って立つものである(後述)。
熊手の露店は境内に立つが、表参道沿いなどには非常に多くの一般露天商が軒を並べる。露店の数は東京近辺では年間でも最大級で、約二千軒と言われる。

一般の露店
大宮氷川神社 十日市
大宮氷川神社 十日市
大宮氷川神社 十日市

一般の夜店は大宮駅前の市街地である一番街交差点から社前にまで伸び、境内を迂回してそのまま背後の大宮公園の中へと続く。

熊手の露店
大宮氷川神社 十日市
大宮氷川神社 十日市

熊手の露店は境内に立つ。

楼門内
大宮氷川神社 十日市

授与所では12月10日のみ頒布されるかっこめ熊手や福神札などが授与される。

大湯祭

大湯祭は以前は御火祭・火剣祭と呼ばれ、かって当社を構成した男体社、女体社、簸王子社のうち簸王子社の祭礼で、火渡りを行っていた。その際、簸王子社の前で湯を沸かして清祓神事を行ったので大湯祭と呼ぶようになった。
大湯祭の前斎は11月30日~12月9日で、毎夜19:30に篝火がたかれ神事を行う。そして12月10日の本斎では夜に火を通した多くの特殊神饌を献饌し、本殿、摂末社にあわせて百膳を供えることで豊穣を祈る。この日は祭神である大己貴命(大国)と少彦名命(恵毘須)の福神札などを授与し、境内では熊手が売られる。翌11日の後斎では神事後、古式の直会を行い一連の祭事は終了する。

大宮氷川神社 大宮氷川神社HP
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407 地図
アクセス:JR京浜東北線 大宮駅より徒歩15分
この場所周辺のエリアガイド