日本橋エリアは江戸時代、幕府により五街道の起点として整備され、以来隣接する京橋エリアとともに商業が栄えた。この両地区では、10月下旬に大規模なイベント「日本橋・京橋まつり」が開催される。
日本橋・京橋まつり
日本橋・京橋まつりは昭和47年(1972年)に国道完成記念行事として始まった祭事。メインイベントの大江戸活粋パレードでは、地元団体などによるオープニングパレードに続き、全国から集った多くの伝統的な踊りが諸国往来パレードとして、中央通りを京橋3丁目から日本橋室町3丁目まで北に向かって行進する。また諸国往来パレードの通過後には幾つかの地点で全国の祭礼・演舞が披露される。
大江戸活粋パレードの先頭のオープニングパレードでは、地元団体や官公署関係団体などが行進。
大江戸活粋パレードの諸国往来パレードでは、盛岡のさんさ踊り、東京のかっぽれ、沖縄のエイサー、徳島の阿波踊り、長崎の龍踊り、鹿児島のおはら節など、全国から集った著名な伝統的ダンスの流し踊りが披露される。
パレード通過後には、いくつかの地点で、全国からの踊りの演舞が催される。
日本橋1丁目の西河岸地蔵通りでは、全国の名産品を商う諸国往来市が開かれる。
日八会 秋のお江戸まつり
日本橋では同日、日本橋プラザビル広場にて「日八会 秋のお江戸まつり」が開催され、梯子乗りなどのパフォーマンスが行われる。