赤坂迎賓館

Geihinkan赤坂迎賓館は、東京都港区の、JR中央線・東京メトロ南北線・丸ノ内線の四ツ谷駅より南へ徒歩6分の地にある、国立の迎接施設。
大規模な洋館で、片山東熊の設計で明治42年(1909年)に東宮御所(東宮とは皇太子の事で、ここでは後の大正天皇を指す)として、明治天皇の仮御所跡(江戸時代の紀州藩主徳川家の江戸屋敷跡)に建設された。東宮御所は鉄骨及び石と煉瓦で造られたネオバロック建築で、大正天皇が即位すると赤坂離宮となった。戦後、皇室の手から離れて国有財産となり、使用目的が転々とした後に1974年に迎賓館として整備された。
本館(迎賓館赤坂離宮)は国宝であり、正門・塀、東西衛舎、主庭噴水、主庭階段が附指定されている。また敷地の東側にある和風の東門は明治期のもの。
その他、谷口吉郎の設計で1974年に建造された和風別館游心亭もある。
2016年度より、可能な限り通年公開されることになり、和風別館游心亭も予約制ながら公開されるようになった。

迎賓館正門前のユリノキの並木
赤坂迎賓館
正門・塀
赤坂迎賓館
赤坂迎賓館

正門及び塀は国宝本館の附指定

正門から望む本館
赤坂迎賓館
東衛舎
赤坂迎賓館東衛舎
西衛舎
赤坂迎賓館西衛舎

東西の衛舎は国宝本館の附指定。正門脇の塀から覗える。

本館(北面)
赤坂迎賓館
本館(北面)の玄関
赤坂迎賓館
本館(南面)と主庭噴水
赤坂迎賓館
本館(南面)と主庭階段
赤坂迎賓館

本館は国宝。本格的な西欧建築として日本人建築家の1つの到達点で、細部に精緻な和風工芸意匠がある宮殿である。
また主庭噴水と主庭階段が本館に附指定されている。

迎賓館東門
赤坂迎賓館東門

迎賓館の東門は、御所風の和風の門。『港区の歴史的建造物』によると明治期のもの。

東京都港区元赤坂2-1-1 地図
10-17時。庭園のみは予約不要で300円。本館+庭園は予約か当日受付で1500円。和風別館+庭園は予約制で1500円。和風別館+本館+庭園は予約制で2000円。詳細は上のリンク参照
アクセス:JR中央線・東京メトロ南北線・丸ノ内線 四ツ谷駅より徒歩6分

赤坂御用地

赤坂御用地は、東宮御所、秋篠宮邸、三笠宮邸、三笠宮東邸、高円宮邸、赤坂東邸がある敷地。また中央の回遊式庭園は天皇主催の園遊会の会場となる。非公開。当地もまた江戸時代は紀州藩主徳川家の江戸屋敷であった。
鮫が橋門は、『港区の歴史的建造物』によると、少なくとも明治期の旧赤坂離宮時代にはあったようだが、江戸期の紀州藩邸まで遡れるかどうかは不明だとする。

赤坂御用地
赤坂御用地
鮫が橋門
鮫河橋門
赤坂御用地 鮫が橋門
港区元赤坂2-1 地図

長池見附橋

郊外の東京都八王子市の長池公園には、大正2年に迎賓館にあわせて建造された旧四谷見附橋が、縮小されたうえで長池見附橋として移築されている。
旧四谷見附橋は、江戸城外堀跡に建てられた現在のJR四ツ谷駅の上を架橋していた。

長池見附橋
長池見附橋
長池見附橋
東京都八王子市別所2-58 地図