東京の観光
世田谷区 北・東部

烏山寺町には、関東大震災以降に都心から当地に移転してきた26寺院が、寺院通を中心に並んでいる。良く整えられた寺が多い。

烏山寺町にある日蓮宗の寺院。大書院は文京区の旧熊本藩主細川公爵邸の明治天皇迎接用建物を移築。

烏山寺町にある日蓮宗の寺院。客殿は麻布の旧肥前蓮池藩主鍋島子爵邸より移築。

烏山寺町にある臨済宗大徳寺派の寺院。庭の池には浮御堂が立つ。

旧徳富蘆花邸。都史跡。茅葺の母屋等は明治期の、愛子夫人居宅は昭和13年の築。

旧府社。吉田松陰の墓所に明治15年創建。端正な社殿は昭和2年に整備されたもの。松下村塾の複製もある。10月の幕末維新祭りは比較的大きい。

境内の整った神社で、常設の土俵もある。

曹洞宗の名刹。彦根藩主井伊家の菩提寺で、墓所も整備公開。赤門は旧井伊家門、書院は旧佐倉藩主堀田家書院と伝える。木造三重塔もある。

天台宗系の単立寺院。本坊は旧小田原藩代官屋敷、特攻観音堂は旧華頂宮持念仏堂。阿弥陀堂は二条城より移築。

真言宗智山派の寺院。都文化財の山門は旧徳島藩主蜂須賀家中屋敷門と伝える。書院は西園寺邸遺構とも東郷邸遺構とも。

整った曹洞宗の寺院。茅葺の書院は本堂脇からガラス越しに覗える。

当地を治めた代官（大場家）の旧居。表門と主屋は重要文化財、敷地は都史跡。12月と1月には門前で世田谷ボロ市が開かれる。