船橋大神宮(意富比神社)

船橋大神宮(意富比神社)船橋大神宮(意富比神社)は、千葉県船橋市の、京成本線の大神宮下駅より北へ徒歩2分の地に位置する、船橋の鎮守。戦前の社格は県社。また江戸時代は関東一宮とも名乗った。
景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊が東征中に海神村に天照大神を祀ったのが創祀で、同53年(123年)に景行天皇が東国巡幸の折に訪れ夏見村に遷座させ、更に後に現在地に遷座(または海神村から直接現在地に遷座したとも)。海神村は入日神社が、夏見村は日枝神社境内の神明社が元宮との伝承を伝えている。
中世から幕末までは船橋神明と称されていたが、明治維新で意富比神社と復称。
端正な本社社殿のほか、鮮やかな常磐神社、舟に乗った船玉神社、明治期の灯明台など、境内は充実している。

一ノ鳥居
船橋大神宮(意富比神社)
二ノ鳥居
船橋大神宮(意富比神社)
社務所
船橋大神宮(意富比神社)

社務所は昭和18年築。

神門
船橋大神宮(意富比神社)
拝殿
船橋大神宮(意富比神社)

拝殿は明治22年築。

本殿
船橋大神宮(意富比神社)

本殿は明治7年築。

社殿全景
船橋大神宮(意富比神社)
船橋大神宮(意富比神社)

透塀内で本殿の後ろにある社殿。

西参道
船橋大神宮(意富比神社)
船玉神社
船橋大神宮(意富比神社)

船玉神社は平成18年築。社殿は舟に乗ったデザインとなっている。

神楽殿
船橋大神宮(意富比神社)
土俵
船橋大神宮(意富比神社)

10月20日(日程固定)の例大祭では相撲が奉納されるが、これは1590年に行われた徳川家康の上覧相撲を起源とする。

天之御柱宮
船橋大神宮(意富比神社)

天之御柱宮はいわゆる招魂社。昭和27年築。

豊受姫神社(手前)と八雲神社(奥)
船橋大神宮(意富比神社)

豊受姫神社(外宮)の社殿は、伊勢神宮内宮の由貴御倉を平成27年移築。

大鳥神社
船橋大神宮(意富比神社)
神池
船橋大神宮(意富比神社)

神池の対岸には富士塚と浅間神社がある。

客殿
船橋大神宮(意富比神社)

客殿は明治18年築で旧真名小学校M18木。通常は非公開だが、正月に行くと門が明けられていた。

神輿庫
船橋大神宮(意富比神社)

左に本町八坂神社の、右に湊町八剱神社の神輿が収まる。神輿自体が神社という位置づけで、祭礼の時に一時的に神霊を乗せるのではなく常に神輿に鎮座する。

本町八坂神社神輿
船橋大神宮(意富比神社)

湊町八剱神社の天王祭は7月下旬で、神輿は毎年金曜日に氏子地域を車渡御したのち市中心部に安置し、日曜日(ふなばし市民まつりの日)に担ぎ渡御を行う。

湊町八剱神社神輿
船橋大神宮(意富比神社)

明治33年製作で、台輪幅は4尺1寸の大型神輿。湊町八剱神社の天王祭は7月中旬で、神輿は3年毎に氏子地域を渡御する。加えて7月下旬のふなばし市民まつりでは毎年渡御する。

奉納された碇
船橋大神宮(意富比神社)

灯明台

灯明台は明治13年築。明治28年に停止まで政府公認の私設灯台だった。和洋折衷で、一・二階は和風、三階は洋風の灯台。千葉県指定有形民俗文化財。正月三が日に公開される。

全景
船橋大神宮(意富比神社)
階下から見た灯台部分
船橋大神宮(意富比神社)

常磐神社

摂社常磐神社は日本武尊・徳川家康・秀忠を祀る。鮮やかな社殿は平成27年竣工。

唐門
船橋大神宮(意富比神社)
船橋大神宮(意富比神社)
本殿
船橋大神宮(意富比神社)

通常は唐門は閉じられているため本殿は門越しに覗き見ることになるが、正月には唐門は開かれ、本殿を間近に参拝できる。

初詣

船橋大神宮の初詣には多くの参拝者が集う。常磐神社と灯明台が公開されるほか、神楽も奉納される。また露天商の屋台も多い。

露店
船橋大神宮(意富比神社)

境内には多くの露店が並ぶ。

神楽
船橋大神宮(意富比神社)

神楽は船橋市指定無形民俗文化財。

船橋大神宮(意富比神社) 公式HP
千葉県船橋市宮本5-2-1 地図
アクセス:京成本線 大神宮下駅より徒歩2分

入日神社

入日(いりひ)神社は船橋大神宮の元宮と伝える神社。景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊が賊敵を討つ際、海上の船で神鏡を発見し伊勢神宮を遥拝した跡が旧社地(昭和に入って国道14号の南から現在地へと遷座)で、朝日の宮たる伊勢神宮に対する入日の宮であることが社名の由来。後に遷座して船橋大神宮となったと伝える。

入日神社
入日神社
入日神社
入日神社
千葉県船橋市海神3-7-8 地図