うえの夏まつりは、7月中旬から8月上旬までの約1ヶ月間、様々なイベントが主に上野公園(東京都台東区)において断続的に開催されるものである。骨董市や灯篭流し、氷の彫刻展示など比較的地味なイベントが多いが、祭りのハイライトである7月中旬頃開催の「うえの夏まつりパレード」は大規模なものとなる。
うえの夏まつり パレード
7月中旬頃開催の「うえの夏まつりパレード」は「うえの夏まつり」のハイライトで、さんさ踊りを中心に、約30の団体が夕刻から上野中央通りを、松坂屋付近から上野公園南端付近まで様々なパフォーマンスを披露しながらパレードする。
さんさ踊りは盛岡の代表的な芸能。うえの夏まつりパレードでは数多くの団体がさんさ踊りをしつつ行進する。
秋田竿燈は秋田の代表的な芸能。
パレードとほぼ同時進行で、不忍池に面した水上音楽堂でも様々なパフォーマンスが披露される。
不忍池 灯籠流し
灯籠流しは盆の行事として不忍池弁天堂で行われる。夕刻、法要が弁天堂で催されたあと池で灯篭を流す。
夕刻、まず弁天堂で読経が行われる。なお、参道沿いには露天商が出店している。
読経後、虚無僧に先導されながら、灯篭を携えた僧侶らが不忍池のボート乗り場へ。
笛の音が響くなか、篝火の焚かれた池に灯籠が流される。