伝統の日本紀行

金剛院

金剛院と長崎神社は、東京都豊島区の、西武鉄道池袋線の椎名町駅の駅前にある寺社。
明治維新時の神仏分離まで、金剛院は長崎神社の別当寺であった。

金剛院

金剛院金剛院は、東京都豊島区にある真言宗豊山派の寺院。
正式には蓮華山金剛院佛性寺。
大永2年(1522年)創建。正徳5年(1715年)、現在は当寺の境外仏堂である観音堂(長崎3-28-1)のある地から現在地に移った際、隣にあった長崎神社の別当寺となった。

表参道
金剛院

左は長崎不動尊。

山門
金剛院

山門は1780年建立で豊島区指定有形文化財。
この門の建立当時、朱塗りの門は幕府の許可が必要であった。

山門内
金剛院
本堂
金剛院
 
金剛院

RC造の本堂は昭和29年建立。国登録有形文化財
本尊は阿弥陀三尊。

庫裏
金剛院

庫裏は昭和9年竣工。国登録有形文化財

大師堂
金剛院
四国八十八ヶ所お砂踏み参拝所
金剛院

四国八十八ヶ所お砂踏み参拝所には四国八十八ヶ所霊場の砂が埋められており、これを踏んで巡る。

金剛院 公式HP
東京都豊島区長崎1-9-2 地図
アクセス:西武池袋線 椎名町駅より徒歩1分
豊島区
エリアガイド
豊島区 | 東京都
池袋、巣鴨など

長崎神社

金剛院長崎神社は、金剛院の隣に位置する、旧長崎村の鎮守。
金剛院が現在地に移転して以来、明治維新まで金剛院が当社の別当寺であった。
創建年代は不詳。江戸中期には十羅刹女社とも呼ばれていた。明治5年、須佐之男命を合祀して氷川神社となったが、同7年に長崎神社と改めた。

一ノ鳥居
長崎神社
二ノ鳥居
長崎神社
社殿
長崎神社

拝殿は明治32年の、本殿(覆屋内)は江戸後期の1849年建立。

額殿 & 神楽殿
長崎神社

額殿(絵馬殿)は旧社殿を転用したもの。

小柳稲荷神社
長崎神社
招魂社
長崎神社

例大祭

長崎神社の例大祭は9月中旬で、23区内の神社の秋祭りでは有数の数の夜店が出る。この行事に関する詳細は「長崎神社 例大祭」の記事を参照。

長崎神社 例大祭
イベントガイド
長崎神社 例大祭 | 東京都豊島区
9月 - 露店が多数出店
例大祭
長崎神社 例大祭
要町一丁目町会神輿
長崎神社 例大祭

氏子の要町一丁目町会の神輿は少し珍しい八棟造で、9月の例大祭で渡御する。

長崎神社
東京都豊島区長崎1-9-4 地図
アクセス:西武池袋線 椎名町駅より徒歩1分
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