鐵砲洲稲荷神社は、東京都中央区の、JR京葉線または東京メトロ日比谷線の八丁堀駅より南東へ徒歩4分の地に鎮座する鎮守社。現在は銀座1~8丁目の東側と、更にその東側の新富町・明石・湊・入船などの鎮守である。当社についての詳細は鉄砲洲稲荷神社の記事を参照。
例大祭はゴールデンウィーク期間中の5月の2日~5日に催される。
鉄砲洲稲荷神社 例大祭
例大祭は5月の2日~5日で、江戸下町の神社では先陣を切って神輿が出る。本社神輿の渡御がある本祭は三年に一度である。また、毎年(つまり本祭・陰祭に関わらず)、子供歌舞伎が奉納されるのが他社にない特徴。
宮元町会(湊一・二丁目)の大神輿は昭和11年製作で台輪幅は3尺3寸。告知ビラには「町内神輿では日本一だと言われる」とあった。
露天商の露店は社地の脇に若干出る。
本社神輿・鳳輦の渡御(三年に一度)
本社神輿・鳳輦の渡御がある本祭は三年に一度だが、その他の年でも特別な事情があった場合は渡御が行われる。
本社神輿は大正5年製作で、台輪幅は4尺1寸5分の大型のもの。
こども歌舞伎
鐵砲洲稲荷神社の例大祭の特色の一つとして、本祭・陰祭に関わらず毎年、例大祭最終日の5月5日に「新富座こども歌舞伎例大祭奉納公演」と称して小中学生らによる歌舞伎が奉納される。なお、この子ども歌舞伎は節分祭でも毎年奉納される。