高野山東京別院は、東京都港区の、都営浅草線の高輪台駅より北東へ徒歩6分の地にある、高野山真言宗総本山金剛峯寺(和歌山県)の別院。当寺に関する詳細は高野山東京別院の記事を参照。
10月に開催される萬燈萬華会(万燈万華会)はその特徴的な祭礼で、昼前から開場するが、本番は夕刻からとなる。
高野山東京別院 萬燈萬華会
萬燈萬華会(まんどうまんげえ)は10月に高野山東京別院で開催される、仏に灯明と華を献じて願成就を祈る法要。当寺の本院である紀州高野山金剛峯寺では、奥之院萬燈会として10月初旬の夕刻、奥之院に多数の燈籠を灯し、山内の僧侶が集って法要を行うが、それに相当するものと思われる。
萬燈萬華会は昼前から開場し、日中には御詠歌・宗教舞踊・インド舞踊などが奉納されるが、メインイベントは夕刻、境内に明かりが灯されてから営まれる法要で、終了は20時頃となる。
練り行列の一行は寺務所を出ると、北門から一旦境外に出てて改めて山門から境内に入り、遍照殿(本堂)に向かう。
本堂に入ると平座理趣三昧が始まる。