下谷三島神社は東京都台東区下谷の、東京メトロ日比谷線入谷駅より北へ徒歩6分の地に鎮座する鎮守社。
鎌倉時代の弘安4年(1281年)頃に瀬戸内海の大三島に鎮座する三島大明神(大山祇神社)を勧請して現・上野公園に創建され、江戸時代にここから根岸を経て現・台東区寿に遷座したのが寿三島神社であり、更に下谷へと勧請したのが当社である。
当社の例大祭は6月中旬で、本祭は3年毎に行われる。
三島神社 例大祭
下谷三島神社の例大祭は6月中旬の週末に執り行われる。3年に一度の本祭では、日曜日に氏子全5ケ町の町神輿が社前の金杉通りで連合渡御を行う。なお、陰祭の年(本祭以外の年)も、全町参加の連合渡御は行われないが、町会各自で渡御が行われる。
露天商の露店は神社脇に多少出る。これは毎年で、出店数は本祭の年も陰祭の年もほぼ同じであった。
連合渡御で奏される和太鼓。
お囃子も獅子舞とともに連合渡御を盛り上げる。
なお、土曜日には氏子による献幣使神事というものが行われる。これは氏子らが白装束で幣帛を唐櫃に入れて町を行列するというもの。