正恩寺
正恩寺(しょうおんじ)は、神奈川県小田原市の、小田急小田原線の小田原駅より南へ徒歩17分の地に位置する真宗大谷派の寺院。山号は法性山、院号は妙賢院。
平安末期頃、平重好入道了願が尾張国海東郡富田庄(愛知県名古屋市中川区富田町)に創建。孫の代に浄土真宗に改め、その子の代に三河国額田郡土呂(愛知県岡崎市福岡町)へ移転。岡崎市出身の大久保氏が小田原藩主となると、文禄2年(1593年)に当寺も移転、中興開山とした。
境内は整っている。
山門は鐘楼門。1793年建立で小田原市指定有形文化財。
本尊は阿弥陀如来。