横浜市八聖殿郷土資料館
横浜市八聖殿郷土資料館は、神奈川県横浜市の、JR根岸線の根岸駅から東へ車で11分の地に位置する博物館。
昭和8年、政治家・安達謙蔵が、別荘として精神修養の道場・八聖殿(はっせいでん)を建設。8人の聖人の像が安置された。
昭和12年に横浜市に寄贈され、一帯は本牧臨海公園として整備公開された。昭和48年、横浜市八聖殿郷土資料館とて開館。
館内には郷土資料や古民家、聖人像などが展示されている。

八聖殿と同時期に竣工した正門が残る(門柱は当初から左右ともこのような形状であった)。

旧八聖殿は昭和8年竣工。法隆寺夢殿を模して平面が八角形で、地上4階・地下1階のRC造。

1階は中央ホールに海や漁業に関して展示する。

2階は旧講堂に年中行事や農具などを展示する。

旧松沢家住宅は、19世紀後半(江戸末期~明治初期)に建造された養蚕農家。昭和48年に都筑区荏田東から部分移築。
接客などに使われたザシキが移築されている。

八聖殿の名の通り、講堂にはキリスト、ソクラテス、孔子、釈迦、聖徳太子、空海、親鸞、日蓮の8聖人の像が安置され、その中央には鏡が置かれた。

「蛇も蚊も」は6月に鶴見区の生麦で行われる。市の無形民俗文化財。

お馬流しは中区の本牧で行われる。県の無形民俗文化財。





