慶應義塾大学 日吉キャンパス の近現代建築
慶應義塾大学の日吉キャンパスは、神奈川県横浜市の、東急東横線・横浜市営地下鉄グリーンラインの日吉駅より東へ徒歩1分の地に位置する私立大学のキャンパス。
昭和9年、慶應義塾大学予科のキャンパスとして開校。
現在、戦前の校舎などが数棟残る。
なお、非公開だが昭和12年竣工の寄宿舎も残る。
近代建築
第二次大戦前の建造物には以下のようなものがある。

第一校舎は昭和9年竣工。現在は高等学校が使用。

第二校舎は昭和11年竣工。

キリスト教青年会館は昭和12年竣工。設計はヴォーリズ。

第二次大戦中、このキャンパス一帯には大規模な地下壕が複数建設された(日吉台地下壕)。
キャンパス内の弥生時代の集落跡が保存されている一角には、海軍連合艦隊司令部地下壕の竪坑(通気口)も1基残されている。
なお、地下壕内は、定期的に予約制で公開されている。
現代建築
第二次大戦後の建築物で、著名な建築家の設計したものには、日吉メディアセンターがある。

日吉メディアセンター(日吉図書館)は、槇文彦の設計で1985年(昭和60年)竣工。