旧第三海堡兵舎
旧東京湾第三海堡兵舎は、神奈川県横須賀市の、京急本線の県立大学駅より北東へ徒歩15分に位置する軍事遺跡。
第三海堡は30年もの難工事の末、大正10年竣工。カノン砲12門や探照灯などが設置されたが、大正12年の関東大震災で甚大な被害を受け除籍された。
しかしその後、暗礁化して海難事故を起こし続けたので平成19年度で撤去された。
撤去された構造物のうち一部がうみかぜ公園と夏島都市緑地に運ばれ展示されている。
2つの居室部分と連絡通路からなるコンクリート製の構造物が展示されている。
歴史資料として神奈川県指定有形文化財。
前述のように、追浜の夏島都市緑地にも一部構造物が展示されている。こちらで展示されているのは探照灯、観測所、砲台砲測庫で、同じく歴史資料として神奈川県指定有形文化財となっている。