秩父今宮神社
秩父今宮神社は、埼玉県秩父市の、西武秩父駅より北西へ徒歩11分、または秩父鉄道の御花畑駅より西へ徒歩6分の地に位置する神社。
古来、伊弉諾尊・伊弉冉尊を祀っていた所に、大宝年間(701-704年)、役行者が八大龍王を合祀し八大宮とし、奈良時代には宮中八神も祀られ、後に八大権現社となる。
永観2年(984年)に大宮山満光寺が、長暦2年(1038年)には長岳山正覚院金剛寺が開山。
江戸時代は秩父における天台修験の中心的存在で、金剛寺、満光寺、札所の今宮観音堂、八大権現社(現・秩父今宮神社)などを総称して今宮坊と号した。
明治維新時の神仏分離で八大権現社が今宮坊から分離され秩父今宮神社となった。


龍神池には弁天社が祀られている。




社殿は平成31年建立。

龍神木は埼玉県指定天然記念物のケヤキ。

役尊神祠(行者堂)は平成8年建立。秩父今宮神社の開基である役小角を祀る。

今宮天満宮の社殿は令和2年建立。


移築された本殿
当社の旧本殿(1710年建立)が、昭和39年に市内黒谷の聖神社の本殿として移築されている。

聖神社
埼玉県秩父市黒谷2191 地図


