梅田神明宮

Umeda Shinmeigu梅田神明宮は、東京都足立区の梅田の、東武スカイツリーラインの梅島駅より徒歩9分の地にある、禊教発祥の地となった神社。
慶長年間(1596-1615年)に地主神を勧請して創建されたが、江戸時代に港区の芝大神宮が大火で焼失した直後、境内に神明社(伊勢神宮の分社)が勧請された。更に後に、神明社の方がメインとなった。
祭神は天照皇大神で、相殿に井上正鐵霊神が配祀されている。井上正鐵は禊教(後の教派神道十三派の1つ)の開祖で、天保11年(1840年)に梅田神明宮の神主となり、ここを拠点に布教を行ったが、天保14年には三宅島へ流されてそこで没した。

鳥居
梅田神明宮
拝殿
梅田神明宮

拝殿と幣殿は明治7年建造。

本殿
梅田神明宮

本殿は江戸時代中期の1803年建造。井上正鐵が籠もって教典を記述した奥宮だった。

井上神社
梅田神明宮

末社井上神社は、井上正鐡やその家族を祀る。

正鐵霊神ご旧宅
梅田神明宮

正鐵霊神ご旧宅は、井上正鐵の旧宅。つまり江戸時代の建物。

梅田神明宮 公式HP
東京都足立区梅田6-19-4 地図
アクセス:東武スカイツリーライン 梅島駅より徒歩9分
足立区
エリアガイド
足立区 | 東京都
荒川区・葛飾区の北隣り。北千住、西新井など

なお、当社の近くには明王院もある。

梅田 明王院
スポットガイド
明王院 | 東京都足立区
梅島の整った真言宗寺院