浜町神社
浜町(濱町)神社は、東京都中央区の、東京メトロ半蔵門線の水天宮前駅より東へ徒歩6分、または都営新宿線の浜町駅より南へ徒歩6分の地に位置する稲荷社。
天明年間(1781-89年)に島津家下屋敷に島津稲荷大神として祀られ、明治20年に同地が分譲地となって以降も浜町の鎮守として奉斎された。
昭和3年に稲荷神社と改称。昭和28年、現社名となる。平成12年、再開発に伴い現在地に遷座した。
境内の陶栄神社の社殿は陶製(常滑秘色焼製)の珍しいもの。


社殿は平成12年建立。

末社・陶栄神社の社殿は昭和44年、住吉造・常滑秘色焼で建立。台座は、平安期・鎌倉期の常滑古窯、桃山期の佐賀天狗谷古窯、江戸初期の美濃古窯より出土の陶片を利用。
祭神は、埴安大神、陶祖・加藤四郎左衛門景正命、磁祖・加藤民吉命。