自由が丘熊野神社
自由が丘熊野神社は、東京都目黒区の、東急線東横線・大井町線の自由が丘駅より北へ徒歩5分の地に鎮座する、自由が丘および緑が丘の鎮守。
創建年代は不詳だが鎌倉時代と推定される。本殿(覆屋?)は石蔵造りなのが少し珍しい。
拝殿は戦後の鉄筋コンクリート建築。
『めぐろの文化財』(2015年版)には本殿は明治42年(1909年)築の石蔵造とあるが、房州石製か。一方で、昭和10年刊行の『目黒区大観』には、本殿は江戸時代後期の1814年築とある(材質は記していない)ので、この石蔵は本殿ではなくその覆屋で、内部に本殿が納められているのかもしれない。
神楽殿は戦前の昭和9年築。
本社一之宮神輿は昭和8年頃、港区三田の春日神社の氏子町会より譲受したもの。
例大祭
自由が丘熊野神社の例大祭は9月上旬。毎年、日曜には本社神輿などが連合渡御を行う。この行事に関する詳細は「自由が丘熊野神社 例大祭」の記事を参照。
なお、自由が丘駅反対側には奥沢神社がある。