六郷神社

六郷神社六郷神社は、東京都大田区の、京急本線の六郷土手駅より北東へ徒歩8分の地に鎮座する神社。江戸時代は八幡宮、八幡社、六郷八幡宮、六郷領八幡宮、八幡塚総社八幡などと呼ばれたが、明治9年に六郷神社と改称。
平安時代の天喜5年(1057年)、源頼義・義家父子が、当地で白旗を立てて軍勢を募り石清水八幡宮に戦勝を祈願、 前九年の役に勝利をおさめたのち、その分霊を勧請して創建。文治5年(1189年)に源頼朝もまた奥州合戦の折、祖先の例にならって白旗を立てて戦勝を祈願し勝利したので、鎌倉幕府成立前後の建久2年(1191年)に梶原景時に命じて社殿を造営した。この時のものとする太鼓石橋が神門前に残る。

神門
六郷神社

神門は昭和62年築。

太鼓石橋
六郷神社

神門前の太鼓橋は、1191年の社殿造営時に梶原景時により寄進されたと伝える。かつてはこの下を小川が流れていた。

境内
六郷神社
社殿
六郷神社
本殿
六郷神社

社殿は本殿・幣殿・拝殿を連結した権現造の立派な木造建築。本殿は江戸中期の1719年築だが、拝殿・幣殿は昭和62年築。

神楽殿
六郷神社

神楽殿も昭和62年築。

庭園
六郷神社
西参道
六郷神社

六郷神社は旧称が六郷八幡宮であることでわかるように八幡社である。現在の祭神は応神天皇(誉陀和気命)1柱であるが、かつては3柱の神を祀っていた。しかしあるときの曳船祭(例大祭はかつては曳船祭だった)で、一座の神輿は上総国(千葉県)に流され、もう一座の神輿はあまりの荒神ゆえしばしば祟りを受けたので土中に埋め、1柱となったと伝える(現在の本殿は1719年築で神座が3座あるので、1柱になったのはそれ以降のことと推測されている)。

子供流鏑馬

毎年1月7日には「七草こども流鏑馬」が行われる。これは、狩装束を装った子供が歩射と木馬に跨っての射撃をするもので、東京都無形民俗文化財に指定されている。この行事に関する詳細は「六郷神社 七草こども流鏑馬」の記事を参照。

六郷神社 こども流鏑
イベントガイド
六郷神社 七草こども流鏑 | 東京都大田区
1月7日開催。子供による歩射と木馬流鏑馬が行われる
六郷神社 こども流鏑馬

例大祭

六郷神社の例大祭は6月上旬。日曜日には本社神輿が氏子地域を巡行するが、うち一之神輿が出御するのは5年毎で、それ以外の年は二之神輿が出御する(ただし一之神輿が出る前年は本社神輿の渡御自体がない)。また子供獅子舞が奉納されるのも特徴。この行事に関する詳細は「六郷神社 例大祭」の記事を参照。

六郷神社 例大祭
イベントガイド
六郷神社 例大祭 | 東京都大田区
6月上旬開催。ほぼ毎年、宮神輿と子供獅子舞が練り行列。露店多数
本社神輿の渡御
六郷神社 例大祭
子供獅子舞
六郷神社 例大祭

明治の神仏分離令までは、宝珠院(大田区仲六郷4-34-8)が六郷神社の別当寺であった。

六郷神社 公式HP
東京都大田区東六郷3-10-18 地図
アクセス:京急本線 六郷土手駅より徒歩8分
大田区
エリアガイド
大田区 | 東京都
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