大塚天祖神社
大塚天祖神社は、東京都豊島区の、JR山手線・都電荒川線の大塚駅より南へ徒歩3分の地に位置する鎮守社。
元亨年間(1321-24年)、伊勢神宮を勧請して創建。
江戸期は神明社・神明宮と呼ばれていたが、明治6年に天祖神社と改めた。
かつての巣鴨村の総鎮守で、駒込から東池袋にまで及ぶ広大な氏子域(33町会)を誇り、9月中旬の例大祭には、100基近くの神輿や山車が繰り出される。

JR大塚駅に相対するサンモール大塚商店街の入口には、鳥居型の門が立つ。



拝殿は昭和25年建立。

本殿は昭和41年建立。


末社の厳島社・熊野社・菅原社は、変則的な形状の祠。神棚には見られるような形状だが、神社社殿では見かけないタイプである。そして一般的な神棚よりはかなり大きい。

末社・富士神社は令和5年鎮座。富士塚風。

左は稲荷社・金明社、右は榛名社・三峯社。

神木の一対のイチョウは推定樹齢600年で、一方が雌、もう一方が雄。空襲で焼けたが生き延びた。
例大祭
当社の例大祭は9月中旬。