鷲宮神社

鷲宮神社鷲宮(わしのみや)神社は、埼玉県久喜市の、東武伊勢崎線の鷲宮駅より北へ徒歩6分の地に位置する、有力社。
戦前の社格は埼玉県の県社で、現在は神社本庁の別表神社。また明治初期に一時的に准勅祭社12社が定められた際にはその一社となった。
太田荘には当社の分社が多く分布する。また神代創建の由緒をもって関東最古の神社を名乗る。

参道
鷲宮神社

参道鳥居は2018年に倒壊したが、2020年秋に再建予定。

斜め後方から見た社殿全景
鷲宮神社
拝殿
鷲宮神社

拝殿及び背後の幣殿は幕末の1857年建立。

神崎神社(手前)と本社本殿(奥)
鷲宮神社

手前(西側)の神崎神社は別宮・摂社であり、大己貴命を祀る。奥(東側)の本社本殿は天穂日命と武夷鳥命を主祭神として祀る。共に1857年建立。

神楽殿
鷲宮神社

神楽殿は1821年建立。

光天之池
鷲宮神社

光天之池には近寄れないが、御池社がある。

千貫神輿
鷲宮神社

ガラス張りの神輿庫内に収められた千貫神輿は寛政年間(1789-1791年)製作。7月の八坂祭で台車に乗せて巡行。

鹿島神社・神明神社参道
鷲宮神社
鹿島神社
鷲宮神社
神明神社
鷲宮神社

神代創建の由緒

鷲宮神社は神代創建の由緒を持って関東最古の神社を名乗っているが、当社の存在が実際に史料に登場するのは『吾妻鏡』に記載された建長3年(1251年)が最初となる。また神代の創建だと称する神社は、関東にも意外とある。なお、日本において神代とは、神武天皇が大和・橿原宮において即位するまで(つまり皇紀が始まる前)の期間を指す。
鷲宮神社が神代に天穂日命と武夷鳥命によって創建されたとする由緒は『鷲宮町史 史料6』に複数収録されているが、それらは基本的に明治以降のものである。
内容は多少相違もあるがまとめると、「大己貴命は天羽車の大鷲に乗り妻を求めて当地に降臨し開拓。天穂日命と子の天夷鳥命は大己貴命に奉仕するため当地に至り宮を設ける。大己貴命が舞を自ら舞った(もしくは民に教えた)のが当社の神楽の起源。大己貴命は大和三輪山へ去るが、神蹟を留めるためその幸魂を別宮に祀ったのが神崎(=神幸)神社で、後に幸魂が埼玉に転訛。幸魂を祀ったのが酉の日だったのでこれが酉の日の祭の起源」などという趣旨のものになっている。
また「鷲宮」の語源としても、土師ノ宮が転訛したという説のほか、大己貴命が乗っていた大鷲に由来する説、神崎神社を祀った酉の日・酉の祭に由来する説、武夷鳥命は大鳥なので大鳥明神と称したが鳥類最強は鷲なので鷲宮が呼び名となったとの説、天穂日命と武夷鳥命が当地まで乗ってきた船名に由来する説、など各種の伝説が挙げられている。
また酉の市に関しても、酉の市が当社で繁盛したが元禄末期に当社の大宮司が禁止し、江戸に浅草鷲神社を分祀し本家を取られた、としている。

鷲神社・長国寺
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浅草鷲神社 & 長国寺 | 東京都台東区
日本最大の酉の市が開かれる社寺

当社の鷲宮催馬楽神楽(土師一流催馬楽神楽)は関東神楽の源流といわれ、各種祭礼で奏される。国指定重要無形民族文化財

鷲宮神社 公式HP
埼玉県久喜市鷲宮1-6-1 地図
アクセス:JR宇都宮線・東武伊勢崎線 鷲宮駅より徒歩6分
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