願行寺
願行寺(がんぎょうじ)は、東京都文京区の、東京メトロ南北線の東大前駅より北東へ徒歩3分の地に位置する浄土宗の寺院。
正式には既成山光明院願行寺。
文禄年間(1592-96年)に江戸城近くに創建され、慶長12年(1607年)に日本橋馬喰町に移転し、更に元和2年(1616年)、現在地に移転。
異伝では、室町時代の明応3年(1494年)に南品川に創建され、慶長12年(1607年)に品川願行寺から分離して日本橋品川町(現・日本橋室町)に建立、その後は明暦3年(1657年)に日本橋馬喰町に、更に天和3年(1684年)に現在地へと移転した。
江戸時代は中本山格の寺院であった。



不動堂には、本堂に安置している出世不動の前立ち不動を奉安する。
この不動は良弁作の、相模大山の不動尊と同木の作と伝える。

本尊は阿弥陀三尊および善導・法然両大師。

近くには東京大学弥生キャンパス、西教寺、根津神社などがある。