稲付香取神社
稲付香取神社は、東京都北区の、JR東北本線の赤羽駅より南へ徒歩11分の地にある鎮守社。創建時期は不明。
覆屋内に収まる本殿は、上野公園の上野東照宮の旧本殿を移築したものと伝える。
神楽殿は第二次世界大戦で失われ、戦後の昭和30年建造。
社殿は拝殿・幣殿・本殿覆屋を連結したもので、大正6年建造。
香取神社の本殿は、1627年に藤堂高虎が造営した上野東照宮の本殿(内陣)を、1650年に移築したものと伝える。
本殿は覆屋内にあり通常は覗うことはできないが、例大祭などの祭礼時には拝殿正面の扉が開かれ、奥にある本殿をこのように覗うことができる。
社務所は赤羽八幡神社の社務所(昭和45年建造)を昭和58年移築したもの。
例大祭
例大祭は9月中旬頃。本祭は西暦偶数年で、神輿が出る。
明治の神仏分離まで、近くの普門院が別当寺であった。