東京教務支庁 東京寮
天理教の東京教務支庁は、東京都豊島区の、JR山手線・東京メトロ南北線の駒込駅より徒歩10分、染井霊園の門前にある。
敷地内には、杉並区にあった近衛文麿別邸の荻外荘の半分が昭和35年に移築されている。当初は大正天皇の侍医頭の入澤達吉邸として、昭和2年に伊東忠太の設計で建てられたもので、同12年に近衛文麿の別邸となり、翌年には別棟と蔵が増築された。天理教の敷地に移築されているのは北側にあった玄関・応接間・客間部分で、残りは杉並区に残され、荻外荘公園として整備中。
また、2棟ほど、戦前の建造であってもおかしくない形状の、鉄筋コンクリート製の建築が2棟ある(うち1棟(東京霊舎)は少し離れた位置にある)。


