書道博物館
書道博物館は、東京都台東区の、JR山手線の鶯谷駅北口より北へ徒歩4分の地に位置する区立博物館。
洋画家・書道家であった中村不折（なかむらふせつ、1866-1943年）が自邸の敷地内に昭和11年に開館した私設の書道博物館を、平成7年に台東区が継承したもの。
中村不折旧宅として東京都指定史跡（ただし居宅部分は昭和20年の空襲で焼失）。
昭和11年竣工の本館と平成11年竣工の中村不折記念館に、日本や中国の書道史上の重要な美術品を展示している（屋内は撮影禁止）。
本館はRC造で昭和11年竣工。
旧収蔵庫はRC造で大正14年竣工。
中庭には、根岸にあった中村不折邸跡（書道博物館の地に移る一つ前の居宅）にて発見された、明治32年頃に竣工した石蔵が、平成25年に移築されている。
子規庵
子規庵は書道博物館の向かいにある。空襲で焼失後、昭和25年に再建された。
正岡子規旧居は加賀藩主前田家下屋敷の旧御家人用二軒長屋と言われた建物であった。子規の没後の昭和元年、その部材を再利用して再建したのが戦前の子規庵であった。
