新江戸川公園

Shinedogawa Park新江戸川公園は、東京都文京区の、東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅から徒歩15分、都電荒川線の早稲田停車場からは徒歩5分の地にある、日本庭園。
新江戸川公園のある一帯は、江戸時代は熊本藩主細川家の下屋敷であったが、明治からは、侯爵となった細川家の本邸となった。
新江戸川公園はその庭園跡で、現在は区立公園となっている。建物としては、明治20年頃に建てられた松聲閣という建物が残る。
東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅より徒歩15分、都電荒川線の早稲田駅からなら徒歩5分。
椿山荘関口芭蕉庵なども近い。
北隣りの台地上にある永青文庫(後述)は、細川邸の事務所であったが、現在は美術館となっている。
なお、更にその北に現存する旧細川邸本館は、昭和10年建造の洋館で、東京都指定有形文化財であり、現在は和敬塾の本館となっている。この洋館は秋の東京文化財ウィーク中に事前申込制で公開されるが、この際も写真撮影は可だがその一般公開は不可(したがって写真はない)。

松聲閣
新江戸川公園
新江戸川公園

松聲閣は、明治20年頃に細川邸の学問所として建てられ、大正時代に改修された。車寄せは当初からのものではなく、後補されたもの。
関東大震災で本邸が焼失した後は仮本邸となったこともある。2016年春に再整備された。

松聲閣 表庭
新江戸川公園

松聲閣の東側には表庭が整備された。また、西側には裏庭、北側には第二庭園が整備される予定。

池泉庭園
新江戸川公園
新江戸川公園
新江戸川公園

現在の新江戸川公園の敷地は、戦後の昭和25年、細川家の手を離れ、西武鉄道の所有となった。(猪瀬直樹の『ミカドの肖像』を読んだことがある人は、ピンとくるものがあったかもしれない。)
昭和34年には東京都に買収され、さらに後に文京区に移管された。

新江戸川公園
東京都文京区目白台1-1-22 地図
アクセス:東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅より徒歩15分/ 都電荒川線 早稲田停車場より徒歩5分
この場所周辺のエリアガイド

永青文庫

English

永青文庫は、新江戸川公園の北隣に位置する美術館。細川公爵家が所蔵したコレクションを展示する。本館は、昭和5年に建造された細川公爵邸の旧事務所である。

永青文庫 本館
永青文庫
永青文庫 永青文庫HP
時間:10:00-16:30 料金:800円 休館日:月(祝なら翌日)・展示替期間・年末年始
東京都文京区目白台1-1-1 地図
アクセス:東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅より徒歩15分/ 都電荒川線 早稲田駅より徒歩10分
この場所周辺のエリアガイド

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