江東天祖神社
江東天祖神社は、東京都江東区の、東京メトロ半蔵門線または都営浅草線の押上駅より南東へ徒歩13分に位置する鎮守社。
飛鳥時代の推古天皇の代(593年-628年)に創建されたと伝える神明社(伊勢神宮の分社)。当地域は往古は小島が点在する東京湾の奥で、当社はその島の一つである柳島の総鎮守。
社殿が戦前の鉄骨鉄筋コンクリート造であるのが特徴。
社殿は昭和4年築の鉄骨鉄筋コンクリート建築で、拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造。今と違い、戦前はコンクリートの神社社殿はまだ数少なかった。
宮神輿は昭和24年製作。
節分祭
節分祭は一般的な日程である2月3日。豆まきは日中と夕刻の二度行われる。赤鬼・緑鬼も申し訳程度であるが登場した。
例大祭
例大祭は9月中旬で、本社神輿は毎年渡御を行う。また流鏑馬式と称して武家装束の子どもに矢を射させる行事も行われる。
五年に一度の本祭では土曜日に宮神輿の壮麗な台車渡御が、翌日曜日には町神輿の連合渡御が組まれる。
明治の神仏分離までは、近くにある龍眼寺が別当寺であった。