高円寺天祖神社
高円寺天祖神社は、東京都杉並区の、東京メトロ丸ノ内線の東高円寺駅より北へ徒歩3分の地にある鎮守社。
平安末期の寛治元年（1087年）創建。
社殿をはじめ、境内の主な建物は戦前のものが多い。
社務所は戦前の昭和2年建造。
拝殿は江戸後期の1831年建造。
社殿は拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造で、幣殿と本殿は明治21建造。
境内末社の清姫稲荷神社は秩父宮邸の鎮守を昭和11年遷座したと、ネット上では幾つか検索に引っかかるが、紙の文献では見たことはなく、話の出所は不明。
このほか、手水舎が昭和2年建造。
明治の神仏分離までは、JR駅高円寺駅近くの長仙寺が別当寺であった。
JR高円寺駅から東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅にかけては他に高円寺、高円寺氷川神社、長仙寺、長善寺、鳳林寺、西照寺、宗泰院、などがある。