旧渋沢庭園

旧渋沢庭園旧渋沢庭園は、東京都北区の、飛鳥山公園の一角にある旧渋澤家飛鳥山邸跡に整備された庭園。東京メトロ南北線の西ケ原駅よりは北西へ徒歩5分で、王子駅や都電荒川線飛鳥山停車場からも近い。
渋沢財閥を率いた大実業家の渋沢栄一は、明治12年、飛鳥山に別邸を構え、同34年からはそこが本邸となった。第二次大戦の戦禍でほとんどの建物は失われたが、接客用茶室だった晩香廬と、書庫だった青淵文庫が残り、共に重要文化財に指定されている。
なお、旧渋沢邸の敷地は平成4年に北区に売却されて、飛鳥山公園に組み入れられた。

晩香廬
晩香廬

元は接客用茶室だった晩香廬は国指定重要文化財。大正6年築。

青淵文庫
青淵文庫

元は書庫だった青淵文庫は国指定重要文化財。大正14年築。

兜稲荷跡
旧渋沢庭園

兜稲荷は日本橋兜町の第一銀行内にあったが当地に遷座された。社殿は洋風であったが戦後に取り壊された。現在は鳥居や燈籠、社殿の基壇が残る。

庭園
旧渋沢庭園
旧渋沢庭園 公式HP
[旧渋沢庭園] 時間:9時-16:30(12-2月は-16時) 料金:無料
[晩香廬・青淵文庫内] 時間:10時-15:45 料金:300円
東京都北区西ケ原2-16-1 地図
アクセス:東京メトロ南北線 西ケ原駅より徒歩5分
北区
エリアガイド
北区 | 東京都
田端以北のJR東北本線沿線。王子、赤羽など

飛鳥山公園

北区にある飛鳥山公園は、JR王子駅に隣接する、24時間開放の区立公園。
江戸時代より、徳川吉宗によって、庶民の花見の行楽地として整備された。享保5年(1720年)にまず現在の音無親水公園付近に桜が270本植えられたのを皮切りに、翌年には現在の飛鳥山公園に1000本の桜が植えられた。
敷地は元文元年(1736年)に領主の野間家から接収されて王子権現(現・王子神社)に寄進され、翌年には吉宗が自ら酒宴を催した。
明治6年(1873年)には、上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定された。このように歴史こそあるものの、幾つかの石碑などを除き、歴史を感じさせるものは少ない。
江戸時代以来の桜の名所として、染井吉野を中心に約600本の桜が植栽されている。また、ツツジも約10種・15000株、アジサイも約1300株植えられている。
公園名の由来は、亨2年(1322年)に現・王子神社とともに、紀州熊野より飛鳥明神を勧請したことによる。この飛鳥明神は、寛永年間(1624~1645年)に王子神社に合祀されたが、北側の公園の壁の非常に見難い所に狛犬が一対残されている。なお、分霊元の飛鳥明神は、新宮市の現・阿須賀神社の事と思われる。

飛鳥山公園 染井吉野の開花時期
飛鳥山公園 桜
 
飛鳥山公園 桜
 
飛鳥山公園 桜
飛鳥山公園 里桜の開花時期
飛鳥山公園 桜
飛鳥山公園 4月中旬の区民植木市
飛鳥山公園 桜
飛鳥山公園 4月下旬のツツジ
飛鳥山公園 桜

公園の北端から西側へはツツジが約10種・15000株植えられており、4月下旬頃に見頃を迎える。

飛鳥山公園 6月中旬のアジサイ
飛鳥山公園 桜
公園東側のJR線揃いに走る「飛鳥の小径」(350m)に植栽されている1300株のアジサイは6月中旬頃に見頃となる。

なお、王子駅周辺には他に正受院旧大蔵省醸造試験所第一工場王子神社王子稲荷神社名主の滝公園東京第一陸軍造兵廠遺構などがある。

正受院
スポットガイド
正受院 | 東京都北区
大谷石製の竜宮門あり
旧大蔵省醸造試験所第一工場
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旧大蔵省醸造試験所第一工場 | 東京都北区
重文の赤レンガ建築
王子神社
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王子神社 | 東京都北区
飛鳥山公園は旧境内
王子稲荷神社
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王子稲荷神社 | 東京都北区
関東の稲荷総社
名主の滝公園
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名主の滝公園 | 東京都北区
滝が流れる日本庭園
東京第一陸軍造兵廠
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東京第一陸軍造兵廠遺構 | 東京都北区
陸軍の兵器工場の遺構